格闘家の朝倉未来が２１日、自身のＳＮＳに新規投稿。現役続行に強い決意を示した。
「精神と体のダメージが抜けるまで、格闘技を休憩させてください」とつづり「血反吐を吐くような努力をして、来年必ず強い姿で戻ってきます」と宣言。文末には「まだ心の炎は消えてない」と強い決意を記した。
朝倉は１９日に行われた「ＦＩＧＨＴ ＣＬＵＢ」で初代ＲＩＳＥ王者で大会プロデューサーのＹＡ－ＭＡＮ（２７）と対戦したが、１回１分１７秒で衝撃のＫＯ負けに終わった。第１ラウンド序盤、大振りが目立つ朝倉に対し、コンパクトに打撃をまとめてくるＹＡ－ＭＡＮがペースを掌握。１分過ぎにコーナーに追い詰められて強烈な右ストレートを浴びると、前のめりに崩れ落ちてダウン。フラフラの状態で１度は何とか立ち上がったが、その後もラッシュを浴びてリングに沈んだ。
試合後は、脳しんとうの影響がひどく、会見もキャンセル。自身のＳＮＳで「全く記憶がなくて、自分が何者かもわからない状態で朝倉未来を調べて客観的に見て これはもう引退ですね」とつづった。「何でこんな自分に沢山のファンがいるかもわからない状態ですが、長い間本当に格闘技にはお世話になりました ありがとうございました 今の気持ちです」とファンへ感謝の思いを書き込んでいた。
また更新されたＹｏｕＴｕｂｅでは涙声で「皆さんの前で強い姿を見せたいと思っているので。その時まで…はい、すみません。絶対に強い姿を見せるので、それまでちょっと、待ってて下さい。皆さん、必ず戻ってきます」と宣言した。
