魔裟斗の「不良が-」発言が波紋 BD人気選手の啓之輔ら続々と反論「僕は格闘技に出会い更生できました」

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 啓之輔
 啓之輔

 ブレイキングダウンの人気選手、啓之輔が7日、自身のX(旧ツイッター)を更新。元K-1王者の魔裟斗の持論に反論し、「僕は格闘技に出会い更生出来ました」とつづった。

 RIZIN・鈴木千裕が「今の日本の格闘技界は不良やヤンキーが輝く時代になっていて、格闘技の質を下げている」と発言したことに魔裟斗が同調し、自身のYouTubeチャンネルで「格闘技の未来がなくなる。裾野がしぼんじゃうね」と危惧。「せっかく俺とかが格闘技をスポーツに持っていって、裾野を広げたのにさ。不良のやんちゃなものになっちゃうと、親が子供にやらせたくないからね」と格闘技人口の減少につながるとして、警鐘を鳴らした。

 この発言には啓之輔だけでなく、RIZINファイター・平本蓮も反応。魔裟斗が現役時代に発していたトラッシュトークなどを振り返り「パンチ遅すぎて逆にもらいそうとか抜かしてたのに」などと違和感をにじませた。

 プロ総合格闘家で弁護士、朝倉未来のジムの代表も務める堀鉄平氏も「これはぜんぜん違うと思いますよ」と反論。「朝倉兄弟も、アウトサイダーから発掘されましたからね。不良たちよ覚醒せよ!というコンセプトの大会でした。格闘技=スポーツと狭く定義していたら、朝倉兄弟は格闘技を始めていないのでは?」と疑問を投げかけた。

 さらに、「格闘技を始める動機は、強さへの憧れです。それと、格闘技をやるかどうかは、親が決めることではないです。本人が決めること」とした。

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