伝説のクライム映画『ヒート』続編いよいよ撮影へ マン監督「次に撮影する予定です」

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マイケル・マン監督
マイケル・マン監督

 『コラテラル』『ALI アリ』などで知られるマイケル・マン監督がこのほど、映画『ヒート2』を次に撮影することを明らかにした。監督は、メグ・ガーディナーと共に執筆した小説『ヒート2』の映画化作品の製作を楽しみにしているという。

 マン監督はデッドラインに話した。「そうですね。メグ・ガーディナーと私は小説『ヒート2』を書きました。私達が『フェラーリ』を撮影している時に出版されたんです」「売れ行きも上々ですよ。あれを次に撮影する予定です」

 ハリウッドで脚本家と俳優のストライキが開始する以前、マン監督がメガホンをとった『フェラーリ』に主演した俳優アダム・ドライバーが、1995年のクライム映画『ヒート』でロバート・デ・ニーロが演じたニール・マッコーリーの若い頃を演じるべく交渉に入っていると報じられていた。

 マン監督は、アダムがキャスト入りしているかどうかについてはコメントを避けたものの、2人が「すっかり意気投合した」ことを認め、「私達は同じ労働倫理を持っていて、それはかなり凄まじいものです。お互いが好きだし、芸術的にも一緒に仕事をして素晴らしい時間を過ごしましたよ」と語った。

 続編であると同時に前日譚でもある『ヒート2』は、前作での出来事に至るまでのマッコーリー、クリス・シヘリス、ヴィンセント・ハナの姿を追うと同時に、生き残ったキャラクター達のその後も描かれている。

 前日譚の部分では、1988年のシカゴを舞台に、シヘリスがマッコーリー率いる強盗団の仲間とメキシコの麻薬カルテルの現金貯蔵庫を狙う一方、ハナはシカゴ警察の殺人課で高級住宅地を襲う残忍な連続強盗殺人犯を追跡する姿が描かれている。

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