立憲民主党の小沢一郎衆院議員が18日、X(旧ツイッター)に新規投稿。「子育て世帯が初の1000万割れ」という日経電子版の記事を引用し、岸田文雄首相に対して「まともに仕事をすべき」と苦言を呈した。
報道によると、厚生労働省の2022年国民生活基礎調査で、18歳未満の子どものいる世帯数は1986年の調査開始以来初めて1000万を下回ったという。991万7000世帯と、前年から82万世帯減少し、さらに86年の1736万4000世帯からの半減も目前となっている。
こうした深刻な少子化が数字で証明されていることを受け、小沢氏は「論より証拠」と切り出し、「岸田総理は嘘と自慢でなく、もうだいぶ経つのだから、いい加減まともに仕事をすべき。ろくに仕事もせずに、宴会と外遊ばかりやって、ボロが出る前に自分の保身のために解散総選挙なんて許されない」と懸念。さらに「この間の国会経費、つまり税金をまるごと無駄にすることになる。岸田総理はふざけている」と見解をつづった。
小沢氏は前夜の投稿でも、岸田首相が日米韓首脳会談のため渡米したことについて「とにかく外遊に次ぐ外遊。全国行脚はどうなったのか?総理に国民の生活は見えているか?ガソリン価格は異様に上昇。マイナカードはトラブルの嵐。聞かない力。国民の側も、自民党の言うことを聞く必要はない」と批判した。