ビヨンセ、開演時間が遅れたコンサート客のため自腹で電車の運行時間延長

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ビヨンセ
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 歌手のビヨンセが、2時間遅れのコンサート後に観客が無事帰れるよう、電車の運行時間を自腹で延長させた。

 「ルネッサンス・ワールド・ツアー」の一環で、6日にメリーランド州ノース・イングルウッドにあるフェデックス・フィールドでコンサートを開催したビヨンセ。だが天候を理由に当日午後6時半頃、先に会場に到着していた観客らが避難し、待機する事態となっていた。

 同会場のツイッターにはこう説明されている。「この地域での雷をが原因で、現在屋内避難の命令を受けています。ゲートの外や駐車場にいるファンの皆様は、各々の車にお戻りください。スタジアム内にいるファンの皆様は次の通知まで屋根付きのコンコースエリアで避難をよろしくお願いします。ご辛抱の程ありがとうございます」

 そして午後8時25分ごろに、約5万人の観客らが座席に戻ることが許可され、更にコンサート後に無事帰宅できるためにと、公共交通機関が特別に延長する事態となった。

 ABC7によると、ビヨンセは電車の特別運行、98駅を営業し続けるなどの費用で、10万ドル(約1400万円)を支払ったそうだ。ちなみに観客らは会場の最寄り駅であるモーガン・ブルーバード駅のみ入場可能で、他の駅は降車だけできたという。

 そんなビヨンセは、最近、マサチューセッツ州フォックスボロでのコンサートで『ブレイク・マイ・ソウル(ザ・クイーンズ・リミックス)』の歌詞に出てくる(エリカ・)バドゥの名前を繰り返し、リゾの名前を除外したとして話題となっていた。現在元バックダンサー3人から、セクハラ行為などをはたらいたとして訴えられているリゾ、今回のフェデックス・フィールドでのコンサートでビヨンセは同曲の中で再びリゾの登場する歌詞を元に戻していたことがファンらによって確認されている。

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