俳優ラッセル・クロウ(59)は、『グラディエーター』続編に関する質問にうんざりしている様子を見せた。チェコで行われているカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭に出席した際、前作で主演は務めてアカデミー主演男優賞の栄誉を受けたものの、続編には出演しないことが分かっている新作について数多く質問された。
バラエティによればラッセルは「自分が出もしない作品についてこんなに質問されることに僕はお金でももらうべきだよ」と漏らしていたという。
そして、2000年公開の前作で自身が演じたマキシマスは死んでいるということを強調。「僕には関係ない話。あの世界で僕は死んでる」と続けたが、その作品が大きな意味を持っていたということは認め、「少しうらやましい気もあるのは確かだ。若いころの自分や、自分の人生におけるあの作品の意味を思い出すからね」と語った。
一方で、前作に引き続きメガホンを取るリドリー・スコット監督については、「リドリーが20年以上も経ってからこの話の第2幕を作ることに決めたってことは、よほどの理由があるに違いない」「壮大な作品となる以外には考えられないね」と期待を寄せた。