俳優のラッセル・クロウ(59)は、映画「グラディエーター」続編に「少し嫉妬」しているという。リドリー・スコット監督が手がけた2000年の歴史大作の続編には関与していないことを認め、同映画が不朽の魅力を持つことから羨望の念を感じていると明かした。
ラッセルはコライダーにこう語っている。「つまり、僕がこの映画について本当に感じているのは、少し嫉妬しているということだけなんだ、わかるだろ?だって、僕はずっと若かったし、明らかに僕の人生において大きな経験だったからね」「人生を変えるものなんだ。僕はたくさんの大作に関わることができてとてもラッキーだったけど、あの映画に関われたことは凄い影響力だったよ」「今は2023年で、あの映画は1999年に作られたんだ。でも今夜、世界のどこかで『グラディエーター』がゴールデンタイムのテレビで放送されていることを保証するよ。だから、この映画は自分の心の中で特別な位置を占めているんだ」
ローマ帝国の将軍マキシマス・デキムス・メリディウスを演じてアカデミー賞主演男優賞を受賞したラッセルは3月、待望の続編について製作陣から連絡がないことを認めていた。ラッセルはRTEラジオ・ワンの「ライアン・タブリディ・ショウ」で次の様に語っている。
「ある時点で、彼らは私に何か尋ねたいと思うだろうが、彼らからはしばらく何も話はないよ。物語の延長線上の話だけど、マキシマスの死後ずっと経っているから、私には全く関係ない事だよ」
ポール・メスカル、バリー・コーガン、デンゼル・ワシントンらの出演が見込まれている続編は、2024年に公開予定。