ピーター・グリーンさんが死去した。60歳だった。「パルプ・フィクション」のサディスティックな警備員ゼッド役を演じたことなどで知られたピーターが12日、ニューヨーク内の自宅で亡くなったことを、マネージャーのグレッグ・エドワードが明かした。
近隣住民の1人がニューヨーク・デイリー・ニュースに話したところによれば、ピーターさんの自宅からクリスマスソングが数日間流れていることを不審に思った近隣住民の連絡を受けた管理人が、鍵職人に依頼してドアを開けたところ、室内で発見されたという。その近隣住民はこう話す。「ピーターは床に伏せた状態で倒れていて、顔を負傷していました。一面血だらけでした」
ピーターさんは肺の良性腫瘍の摘出手術が近日中に予定されていた以外は、健康だったそうで、エドワードは「驚きました。彼はそこまで年寄りではありませんでした。年齢のわりには健康で、ニューヨーク内ではどこに行くにも自転車に乗っていました。ここ数年、いくつかの健康問題はありましたが、常に乗り越え、強い人でした」「彼はとても良い人で、素晴らしい俳優でした。回顧録を書いてもらおうとしていたんです。彼にはストーリーがたくさんありますから」と語っている。