英国出身で米国を拠点に活動するDJ、ミュージシャン、音楽プロデューサーのポール・オークンフォールド(59)が、元パーソナルアシスタントから訴訟を起こされた。24歳の匿名女性は、ポールから繰り返し自慰行為を見せられたとして、セクハラと職場での違反行為で訴えたかたちだ。
2日にロサンゼルスで提出された裁判書類についてデッドラインが伝えたところによると、原告は、オークンフォールド、ポール・ステパネクがCEOを務める2社のニュー・フリクエンシー・マネージメントとステパネク・マネージメント、更に匿名の男性らから自分の雇用の権利を侵害されたと主張、2万5000ドル(約350万円)の損害賠償を求めている。
昨年10月にステパネク経営の2社から職を得たというその女性は、時給20ドル(約2800円)で、パーソナルアシスタントとしてオークンフォールドの自宅で働く契約をしたという。そして仕事初日を含め、1日4回、計4日に渡って、オークンフォールドが局部を晒し、自慰行為を見せてきたそうだ。
オークンフォールドの行動に当時その女性は恐怖とショックのあまり動けなかったと説明、あるシチュエーションでは郵便局から自宅まで車で送っていた際に、助手席に座ったオークンフォールドは足を開き、自慰行為を始めたそうだ。
その女性はマネジメント会社に同件について報告すると、秘密保持契約書(NDA)を提示され、署名を拒否したところ、仕事に戻らなくていいと言われたという。解雇の脅しを受け、最終的にその契約書への署名を無理やりされたと主張するその女性は、署名後仕事復帰を許可されたものの、オークンフォールドから離れた仕事を割り当てられたそうだ。