ソフィー妃の警護バイク衝突事故で重体の女性が死去 10人の孫を持つ81歳に悲劇

海外エンタメ 海外エンタメ
写真はイメージ(9dreamstudio/stock.adobe.com)
写真はイメージ(9dreamstudio/stock.adobe.com)

 エディンバラ公爵夫人ソフィー妃を警護していたバイクに衝突され、重体となっていた女性が死亡した。ヘレン・ホランドさん(81)は、10日にロンドン西部で起こった衝突事故で「路上で40フィート(約12メートル)飛ばされ」重体となり入院していた。10人の孫をもつホランドさんの訃報を遺族が伝えた。

 遺族は、ホランドさんは「2週間闘ったものの、不可逆的な脳障害により、今日ついに闘いが終わりました」とBBCに語っている。息子マーティンさんによると、ホランドさんはエセックス州在住だったものの、姉妹に会うためロンドンを訪れていたそうで「横断歩道の安全なルート」を歩いている時に事故に遭い「複数個所を骨折したほか、重度の内臓損傷を負った」という。事故の後、王室は「公爵夫人の心からの思いと祈りは、負傷したご婦人とご家族とともにあります」と声明を出していた。

 事故発生時、チャールズ国王の弟エドワード王子を夫にもつソフィー妃はオートバイに乗った先導隊が配置された警察の移動式護衛で警護されていた。

 この訃報を受けてソフィー妃は、「深い悲しみの中にある」と王室報道官が追悼の言葉を伝えている。「エディンバラ公爵夫人は、ヘレン・ホランドさんがお亡くなりになったと聞いて深い悲しみの中にあります」「妃殿下は、ホランドさんのご遺族の皆さまに深い哀悼の意を表します」

 現在、独立警察審査庁(IOPC)が事故の調査を続けている。

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース