“韓流ブーム”をけん引したソン・スンホン驚きの逸話を告白「ファンの結婚式にサプライズで駆け付けた」

椎 美雪 椎 美雪
ソン・スンホン(出典:ソン・スンホン Instagram)
ソン・スンホン(出典:ソン・スンホン Instagram)

 キム・ウビンが主演を務めた、Netflixオリジナルシリーズ「配達人 ~終末の救世主~」が公開となり、日本でも連日デーリーTOP10にランクインしている。

 「配達人 ~終末の救世主~」は同名ウェブマンガを原作としたドラマで、大気汚染により酸素呼吸器なしでは生きられなくなってしまった未来の朝鮮半島を舞台に、キム・ウビン扮する伝説の宅配ドライバー5-8と、カン・ユソク演じる難民ユン・サウォルが世界を支配する天命グループに立ち向かう旅を描く。

 そしてキム・ウビンらと敵対する“天命グループ”の後継者、リュソクをソン・スンホンが演じており、見事な悪役ぶりを披露。そんな彼が18日に韓国メディアXsportsのインタビューに応じ、意外なエピソードを明かした。

 記者から「俳優生活を長く続けられる原動力は何か」と問われたソン・スンホンは、力強く「ファンの存在」と言い、おもむろにファンの結婚式に行った時の話を始めた。「Aさんは若いころから僕のファンクラブの会長をやっていて、制服を着たまま僕のサイン会に来ていた。そんなAさんが結婚すると言って、結婚式の招待状を送ってくれた。幸いその日は撮影がなかったので、こっそり(結婚式に)行くことにした」と、回想する。

 Aさんを驚かせようと、サプライズで新婦控室を尋ねたソン・スンホンを目にしたAさんは、驚きのあまり泣き出してしまったという。「ありがたいと思ってくれたのか、泣いてしまって…。そんなAさんを見て、僕ももらい泣きをしてしまった。そんな感情は初めてのことだった。ファンの結婚式で泣いてしまって、恥ずかしかった」と笑う。

 当時を思い返しても「妙な気持ちだった」と言い「妹が結婚する、兄のような気持ちだったのかな」と付け加えた。

 「デビューしてから、今も応援してくださる方たちを見るたびに、とてもありがたいなと思う。20代、30代は仕事に夢中であっという間に時が過ぎてしまい(結婚式に行った)当時は、それをわかっていなかった。最近出席した制作発表会にも、ずっと応援してくださるファンの方がいらしてて、言葉では言い表せないほどうれしかった」と伝えた。

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