YouTubeから発信し、今や韓国で爆発的人気を誇る“タナカ”こと、コメディアンのキム・ギョンウクが「第59回 百想芸術大賞」に登場し、“正装姿”でメディアを驚かせた。
レッドカーペットに姿を見せたキム・ギョンウクは、フォーマルな服装に身を包みながらも、フォトタイムではきっちりタナカポーズを見せ、なんとも微妙なアンバランスさだ。
彼は同授賞式で、芸能賞候補にノミネートされたが、残念ながら栄冠を手にすることはできなかった。
2022年に大ブレイクを果たした彼は、現在40歳(日本年齢)でデビューは2001年、実は“超”遅咲きコメディアンである。
このサブキャラ“田中雪男(タナカユキオ)”は29歳で、日本のホスト出身という設定。このキャラクター以外にも、いくつかのキャラを持っているが、タナカによりようやく世間に知られることとなった。
また、タナカのキャッチフレーズ(?)として「おいしくなーれ、おいしくなーれ、萌え萌えキュン」という日本語が韓国で浸透されたという。
そんな彼のYouTubeチャンネルには、これまで多くの有名人がゲスト出演しており、チャン・グンソクをはじめ、キム・ジェジュンやキム・ジュンスらと日本語でトークを繰り広げた。また、ウェブトーク番組「Turkey on the Block」では、LE SSERAFIM(ルセラフィム)のチェウォンとカズハと共演するなど、引っ張りだこである。
今年に入ると、完全体で再稼働したKARAが日本テレビ「しゃべくり007」でタナカを紹介し、中継で同番組に登場。レギュラー陣を楽しませた。
ベテランなだけにキャラ設定をしっかり作りこんでおり、笑いの瞬発力もあるという。もしかすると近い将来、日本の番組で“タナカ”見る日がくるかもしれない?