歌手のナイル・ホーラン(29)には、ファンの注目を避けるための方法があるという。「ワン・ダイレクション」の一員としてスターダムへ駆け上ったナイルは、BBCラジオのDJスコット・ミルズに、「初めてホワイトハウスを見に行ったのは、午前3時だった。それが行ける唯一の時間だったんだ」「寝て、2時に起きて外で自撮りをしていたことを覚えてるよ」と明かした。
さらにナイルは、ブラジルのリオデジャネイロでのエピソードについてこう続けた。「リオにいた時に、コルコバードのキリスト像を見に行く予定だったんだ。フロントのドアにおとりの車を用意して、僕らはホテルにパンを届けるパン屋のライトバンに乗り込んで、車中にクッションを置いて、窓のない蒸し暑い中、それを見るためだけに我慢したよ」
そんなナイルは以前、10代の頃の有名人としての苦労話をポッドキャスト番組『ピープル、ジャスト・ピープル』で話していた。「有名になって最初の数年間、自分たちが17歳、18歳、19歳だった時は苦労したよ。ホテルのカーテンを閉めなければならないというのは、自分には狂気の沙汰だった。その考えに苦しんでいた。『なぜ出かけさせてくれないんだろう?散歩したいだけなのに!』って。でも、ファンの脳内に入り込むことはできないし、今では完全に理解している。でも当時は『君たちと同じ年齢なんだ。出かけさせてくれ。ただ街を歩きたいだけなんだ』と思っていたよ」