れいわ新選組共同代表の櫛渕万里衆院議員(55)、大石晃子衆院議員(45)が24日、国会内で会見し、2019年4月の結党以来初めて臨んだ統一地方選の結果を報告した。櫛渕氏は「公認39名、推薦8名合わせて47名の実績獲得となりました。擁立した全体の数から見ますと、約6割が当選という結果。れいわ新選組の新たな形を全国の地方議会に送り出すことができた。その意義は大変大きい」と笑顔を見せた。
統一地方選前半戦では推薦6人を含む15人を送り込んだが、当選には届かなかった。後半戦では67人(公認57人、推薦10人)擁立。櫛渕氏は「厳しい戦いを覚悟しての選挙戦のスタートだったが予想以上に、上位当選を果たせていただいたところがいくつもある。一番最後の議席を自民党の現職と争って競り勝ったというところもある。既存勢政党の現職と競り合い、入れ替わったということはあまり想像していなかった」と、予想を超える躍進だとした。
大石氏は「フタを開けてみて、本当に東京、関東を中心に私が思っていたのとは違うたくさんの仲間が当選してくれた。山本太郎の本拠地、拠点でこれだけの仲間を生み出すと言うことができたのは、草の根っていう意思がひとつ結実した」と振り返る。
ただ、大石氏は「近畿は非常に厳しい結果ではあったと思います。予想外ではない。すごく悔しい。大阪を耕すことが、今から始まったと受け止めている」と次の課題も挙げていた。