政治家女子48党 立花孝志氏と大津綾香氏が応酬「逃げたよね」「来なさい」「参加いたしません」

杉田 康人 杉田 康人
国会内で会見を開いた斉藤健一郎氏(左)と立花孝志氏
国会内で会見を開いた斉藤健一郎氏(左)と立花孝志氏

 政治家女子48党の大津綾香党首(30)と、前党首だった立花孝志氏(55)が7日、都内で会見を開いた。この日午前、立花氏はSNSで「大津綾香さんは、もう国政政党政治家女子48党の党首ではありません!」などとつぶやき、党代表を斉藤健一郎参院議員(42)に変更する届を総務省などに提出。それを受けて大津氏は「私は全く承認していない。受理されているかどうかも確認できない」とし、2人の党首が対立するという異常事態に陥った。

 午前10時から弁護士を伴い会見した大津氏は、午後3時から国会内で予定されていた政治家女子48党の会合に選挙アドバイザーを連れて参加するとしたが「参議院議員会館に入れるかどうか…」と困惑。立花氏が都内の会見場に向かっているとの情報を受け「早めに退散します」と、足早に会見場を後にした。

 午後1時から国会内で会見した立花氏は「文句があるんだったらいつでも来なさい。僕はあなたに、きょう行くっていったら逃げたよね。堂々と弁明しに来なさい。徹底的に追及します。大津さんが私に対して宣戦布告のようなことを週刊誌に述べられた。売られたケンカは徹底的にやります」と語気を荒らげた。

 立花氏は「私自身も30歳の女性が、国政政党の党首になって失敗を繰り返しながらやってほしいという思いが強くありましたが、まさかこのような犯罪まがいのことを、危険な人たちと手を組んでやるとまでは見抜けなかったことは反省をしております」としたが、大津氏の「15時の会議には参加いたしません。同じ土俵には上がるつもりはありません」とのツイートを見るやいなや、再びヒートアップした。

 「何が第三者委員会なんだよ。第三者委員会という言葉を使って自分たちがクリーンだと思わせて、その間に政党助成金を引き出して、せっせせっせと私腹を肥やそうとする人物。文句あれば来いと言うけど、来ないでしょ?大津は被害者だと思ったけど、完全に確信犯」と激しく非難した。

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