G・パルトロウ、スキー事故巡る訴訟で無罪に 損害賠償130円勝ち取る「結果をうれしく思う」

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 女優グウィネス・パルトロウ(50)が、スキー場での事故を巡る訴訟で、求めていた損害賠償1ドル(約133円)を認められた。2016年にユタ州のディアバレー・リゾートで起こった衝突事故で「永久的な脳障害」を受けたとして元検眼医テリー・サンダーソン氏がグウィネスを訴えていたが、2週間に渡った裁判の末、陪審団は同氏に「100%」落ち度があったとの評決を下した。

 サンダーソン氏から損害賠償30万ドル(約4000万円)を求められていたグウィネスは、「象徴的な損害賠償」として1ドルを求めて反訴していた。同氏は2019年、グウィネスに対し損害賠償310万ドル(約4億1000万円)を求めて訴訟を起こしたものの、その後裁判官により30万ドルに減額されていた。

 裁判では、サンダーソン氏が、グウィネスに背後から衝突されたと主張していた一方、グウィネスは衝突の原因は同氏にあるとしたほか、自身が事故後その場から滑り去ったという指摘を否定。事故直後現場に駆け付けたというスキーインストラクターも証言台に立っていた。

 今回の裁判では、後に裁判官から断られたものの、裁判所の職員に「差し入れ」を持ってきたり、自身の生活に事故が与えた影響を尋ねられ「スキーが半日できなかった」と答えるなどグウィネスの言動がメディアを賑わせていた。

 勝利に微笑みを見せたグウィネスは、その後インスタグラム・ストーリーで声明をシェア。「虚偽の主張を黙諾するのは、私の信用を傷つけるものだと感じました」「結果をうれしく思っており、ホルムバーグ裁判官と陪審団の努力をありがたく思うと同時に、この件を思慮深く扱ってくださったことに感謝します」と話している。

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