NHK党から改称した政治家女子48党の大津綾香党首(30)が10日、国会内で党の定例会見に出席。この日が党首としての本格デビューで「本当におじいちゃん議員に対して、若い世代はむかついてきたと思う。納得がいかないことは納得いかないと主張して、私らしくやっていきたい」と所信を表明した。
8日に、ガーシー参院議員(51、本名・東谷義和)をめぐる騒動で党首を引責辞任した立花孝志氏(55、現党事務局長)からバトンを渡された。「次の日起きたら4000人くらいフォロワーが増えてて、まったく知らない親戚の人から連絡が来た」と、反響の大きさを物語る。自身は4月23日投開票の目黒区議選に立候補予定。「党首は落ちるわけには行かないと言われた。メンタルも結構キツい」と、重圧も感じている。
国政政党で最年少となる30歳の女性党首。「若い方が私たちに言いやすくなっている。意見が反映できれば、やった意味があると思っている。ゆとり世代は自由な発想の方が多い。女性を増やす、若い人たちが政治に関心をもってもらう。ハードルを下げるということをすでにやっていると思いますが、推し進めていきたい」と、ゆとり世代の代弁者となる。
〝NHKをぶっ壊す〟にも注力する。元子役タレントで、NHKの「週刊こどもニュース」にレギュラー出演していた大津氏。「NHKには思い入れがある。NHKの中で働いている人は好きなんですけど、NHKがやっていることはおかしいと思う。こういう立場になったら、もっと追及していかないといけない」と強調した。