マスク個人判断後も状況は変わらない!?「非着用」に賛成6割も「着用派」9割の矛盾

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
写真はイメージです( CWIS/stock.adobe.com)
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 キャリアや就職・転職に特化した匿名相談サービス「JobQ」を開発・運営するライボがこのほど、社会人の男女561人を対象に実施した「コロナ5類の意識調査」の結果を発表。3月13日からマスクの着用が個人判断となった後も、9割以上の人が「着用する」予定という結果を発表した。

 個人判断後のマスク着用について、「状況に応じて着用」が66.7%で最多回答になり、次いで「状況に関係なく無条件で着用」が27.8%、「状況に関係なく着用しない」が5.5%という結果だった。また、「着用する派」530人に理由を聞くと、「コロナ感染対策」が53.4%で最多回答。「習慣化している」50.2%、「コロナ以外の感染対策」39.2%が続いた。マスクを着用する場面を聞くと、1位から「電車内」89.9%、「買い物中の店内」86.5%、「職場(オフィス内)」が84.4%という数字が出た。

 合わせて、同タイミングからでの脱マスク(マスク非着用)の賛否を聞くと、「とても賛成」17.5%、「賛成」19.4%、「どちらかといえば賛成」28.7%を合算した65.6%が”賛成派”の回答。年代別では、「20代」が69.7%で最多。次いで「30代」69.6%、「40代」59.1%、「50代」55.6%で、年代が下がるにつれ賛成派の回答が多い結果になった。

 同社はこれらの結果を受けて「個人判断になってもマスクの着用状況は現状とさほど変化しないことが予測できる」と分析した。

 賛成派からは「外さないのは悪、とか別の意味で差別意識が生まれないといいなと思います」「3年続けて習慣化しているため、個人判断で外さない人が多いと思う」「タイミング的に花粉症対策やインフルエンザ対策などで着用する人が多いと思う」「個人判断に見せかけて、周りの様子を見ながら判断するので、結局脱マスクは進まない」などのコメントが寄せられた。

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