「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」で知られるイギリスの女優ミニー・ドライヴァー(53)が衝撃の経験を明かした。カリフォルニアで血みどろのメイクをしたまま撮影所から車で帰宅していた際、誤解により交通規制中の警察官に銃を突きつけられ「恐怖」を感じたという。
ミニーはガーディアン紙にこう語っている。「カリフォルニアの人里離れた場所で撮影していた私は、午前5時頃に偽物の血にまみれながらスピードを上げて帰宅中に警察に止められたの。その警官は不審に思って『何をしていたんだ?』と言ったわ。私が『シューティング(撮影)をしていたの』と言うと、彼は撃ち合い(シューティング)だと勘違いして銃を抜いたのよ。あんなに怖いことはないわ。私は『違う。映画をシューティング(撮影)していたのよ。私は女優よ!』と言ったの」
また、インタビューの中でミニーは、これまでのキャリアの中で最も「恥ずかしい瞬間」についても告白。90年代の初めにチョコレートバーの広告の役のオーディションで、男性テレビ局幹部の前でオーガズムを装わなければならなかったことを挙げ「不快だった」と語っている。
そんなミニーは最近「ジョナサン・ロス・ショー」に出演した際、ハリウッドで年配の女優たちが直面している困難について言及。新進気鋭のスターと競争について、「俳優業で生き残るのが難しいとは思わないわ。でも年齢を経て知識が豊富であることよりも若さと新しさが評価され好まれていると思う」とし「今は時代が全然違う」と語っていた。