女優のコンスタンス・ウー(40)が、キャリア初期に駆け出しの脚本家とデートをした際レイプ被害に遭ったという。
『クレイジー・リッチ!』で一躍有名となったコンスタンスは来月発売の回顧録『メイキング・ア・シーン』の中で、拭い去ろうとしてきたその記憶が、長い年月を経て突然蘇ってきたと明かしている。
来月4日の発売に先駆け、ヴァニティ・フェア誌に掲載された抜粋には、タイという人物について綴られている。
「タイにデートに誘われた時は、学校の人気グループのテーブルに招待されたような気分だった。彼は36歳で、生粋のニューヨーカーだった」と、ときめいたようで「背が高くてがっしりしていた。肩にもそばかすがあることを想像させる肌だった」と当時を思い出していた。
レイプは2度目のデートの時、タイのアパートで起こったそうで「彼は脚の間に手を入れてきて、コンドームを付けた。明確なセックスのシグナルだったが、私はそれを望んでいなかった」と語り、「だから私は『ごめんなさい。私はあなたとまだセックスするつもりはないの』と言った」と続けた。
しかしタイは、コンスタンスが真剣に拒否したにも関わらず、「とても優しい」態度で性行為に至ったそうで、「私は闘わなかった。ただ諦めていた。ああなったことを残念に思う」と振り返っている。
その後タイは、コンスタンスが泊まって行くことを望んだそうだが、「『ごめんなさい』と何百万回」も言いながら、その場を去ったという。
そして10年以上が経過し、当時の記憶が蘇ったそうだ。『クレイジー・リッチ!』を撮影したシンガポールからの飛行機に乗っていた時のようで「寝ていて目が覚めた時に、その認識が洪水のように押し寄せた。タイは私をレイプしたのだ。彼は私をレイプして、私はそれに関して何もしなかった。私の喉が無意識に奇妙な音を出した。ほぼ叫び声のようだった」と説明。
「恥ずかしかった。飛行機の中で誰もそれを聞いていなかったことを願った。私の心臓はドキドキしていた。一瞬私はパニック状態に陥った。そして自分をなだめた。私はセックスに同意しなかった。暴力的ではなかったが、あれはレイプだった」と改めて語った。