100均のアクリルケースから作ったミニチュアマンションが精巧すぎて話題に 完成まで5ヵ月⁉

近藤 リナ 近藤 リナ

スケルトンのミニチュア3階立てマンションを手作業で制作する動画がSNS上で注目を浴びている。

 「100円ショップでアクリルケースを買ったので、お部屋を作って『ちいさいマンション』に仕上げました」とこの動画を紹介したのはミニチュア作家のHanabira工房さん(@Hanabira7878)。

小さなアクリルケースの中にさまざまなデザインの可愛らしい部屋を再現したこのミニチュア。キッチンのシンク内の水や冷蔵庫の食品、観葉植物のディテールまでリアルに再現されているが、それらがピンセットで組み立てられてゆく様子には目を見張ってしまう。

SNSユーザー達からは今回の投稿に対し、

「本当に凄い!小物も見入っちゃいますね〜サトウのごはんとか!住めそうですよね」「もう なんと言えばよいのかわかんない、とにかく素晴らしいです」「あ〜すごい〜心が癒される、本当にミニチュア作る人ってすごい、見るだけで頭の奥がじわ〜っと暑くなる、最高の動画です。」など数々の感動の声が寄せられている。

Hanabira工房さんにお話を聞いた。

近藤理菜(以下「近藤」):ミニチュア作品を手がけるようになったきっかけはなんですか?

Hanabira工房: 漠然とモノづくりをしたい気持ちとその過程を記録して自分の成長をみたい気持ちがあり趣味としてYouTubeを始めました。指先にのせられた手作りのミニチュアをネットでみて、作ってみたい!気持ちが強くなり直感で決めました。しかし、ミニチュア制作を続ければ続けるほど奥が深いことに気づき今に至ります。今はミニチュアに没頭していてミニチュア作家の様な時間の使い方をしていますが、そこだけに拘らず視野を広げて色んなモノづくりに今後は挑戦していきたいです。

近藤: 今回の「ちいさいマンション」の制作時のエピソードがあればお聞かせください。

Hanabira工房:著書「ちいさい世界(もの)づくり」で初心者向けに作り方を紹介したのがキッカケでこの「ちいさいマンション」が出来ました。本を見てもっと上級レベルにアップしたい!という方用に作ったのですが気合が入ってしまい、制作に5ヶ月かかってしまいました。

近藤:これまでの反響やコメントについてご感想をお聞かせください。

Hanabira工房:自分の作りたいモノを作って、それが反響あったりするのは正直嬉しいです。何ヶ月もかけて1つ作り上げたモノだったりするので。これからも、もっと自己満足出来るモノを作り続けていきたいです!

◇◇

これだけ奥が深くクオリティの高い作品を作るには半年近くの期間が必要なのもよく分かる。Hanabira工房さんは初の書籍「ちいさい世界(もの)づくり - 身近なものでできるジオラマとドールハウス」で様々な作品を紹介しているのでそちらも是非チェックしていただきたい。

 

Hanabira工房さん関連情報

Twitterアカウント:https://twitter.com/Hanabira7878

「ちいさい世界(もの)づくり - 身近なものでできるジオラマとドールハウス」:https://www.amazon.co.jp/dp/4847071565?ref_=cm_sw_r_apin_dp_QTF6PGQP4087Q0GYBXD7

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