タランティーノ監督、ジョニー・デップの『パルプ・フィクション』出演案を却下していた

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クエンティン・タランティーノ
クエンティン・タランティーノ

 クエンティン・タランティーノ監督(59)が、ジョニー・デップを『パルプ・フィクション』にキャスティングするという提案を却下していたことが分かった。タランティーノ監督は『レザボア・ドッグス』で起用したティム・ロスをパンプキン役に配役し、クリスチャン・スレーターを第2候補に考えていたそうだが、製作のオライオン・ピクチャーズ共同創業者でトライスター・ピクチャーズ元会長のマイク・メダヴォイはジョニーの参加に意欲的だったという。

 ポッドキャスト番組『2ベアーズ、1ケイヴ』に出演した同監督は、当時の会話をこう振り返っている。「ジョニー・デップがこの映画でパンプキン役をやる。オープニングシーンと最後のシーンだ。興行収入に多いに貢献すると思うかい?彼があの役をやると?」「マイクは『1セントも変わらないと思うけど、私がよい気分になる』って言ったんだ」

 最終的には、ミラマックスが同作を手掛けることなり、ティムがパンプキン役にキャスティングされた。

 また長い間オンライン上に浮上してきたキャスティング候補リストについては、「インターネットでは、『パルプ・フィクション』のキャストのウィッシュリストについて語られている」「どの俳優にどの役を演じて欲しいかっていうことをはっきり分かっていなかったから、大量の名前を書いた巨大なリストを書いたんだ」「先に許可が欲しかったからね。それが上手く行くか、その人と波長が合うか、もしくは彼らがちゃんとやってくれるかとかは分からなかった。まずその許可が欲しかったんだ」と説明している。

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