イングランド代表FWスターリング、自宅強盗被害で緊急帰国 監督「家族が最優先です」9日にフランス戦も

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ラヒーム・スターリング
ラヒーム・スターリング

 サッカーのイングランド代表FWラヒーム・スターリング(27)が、自宅に強盗が入ったという知らせを受け、開催中のカタールW杯を後に緊急帰国した。決勝トーナメント1回戦(4日)で3―0でセネガルを下した際、ベンチから離れていたスターリングは、チームを離脱し、ロンドンの自宅に戻ったという。

 声明の中で代理人は、本人は「3人の幼い子供達のウェルビーイングを最優先」しており、「知らせを受けてすぐに帰国を決めた」と話している。

 イングランドのガレス・サウスゲート監督は、「今のところ、彼にとって家族が最優先なのは明らかです。我々はそれを支え、彼が必要なだけ時間を取れるようにするつもりです」「対処するために、家族との時間が必要な状況であり、私はそれに関し彼にプレッシャーを与えたくありません」「サッカーが一番大切でない時もあり、家族が最優先です」とコメントした。

 地元のサリー警察は今回の不法侵入に関して、スターリングの自宅から複数の品が盗まれたものの、侵入者が武器を持ち暴力を使ったという証言は今のところないと発表している。

 イングランドは、9日(日本時間10日)に準々決勝のフランス戦を迎える。

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