「日本はサプライズマシーン」「スペインのリズムを奪いゴミ袋に」海外メディアもW杯の興奮伝える

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
 田中碧の逆転ゴールに喜ぶ日本イレブン(撮影・金田祐二)
 田中碧の逆転ゴールに喜ぶ日本イレブン(撮影・金田祐二)

 サッカー日本代表が2日、カタールW杯1次リーグE組で2ー1でスペインに勝利し、勝ち点6で決勝トーナメント進出を決めた。海外メディアも日本がサッカー大国に勝利したことを驚きをもって伝えた。

 日本の勝利を受け、英紙ガーディアンはニュースサイトで「日本はこのトーナメントのサプライズマシーンだ。彼らはドイツがグループステージでW杯脱落することを確実にした」とたたえ、「日本は後半冒頭からすばらしかった」と戦評を報じた。

 別の記事では、後半開始まもなく連続した日本の2点獲得に「スペインのメトロノームのようなリズムを奪い、のちに礼儀正しく捨てられるゴミ袋に投げ入れた」と表現。「1度のあごが外れるような衝撃では飽き足らず、日本は熱狂的な状態で才能あるスペインを破った」と評価した。

 英紙デイリーメールのサイトは「めざましい反撃」と形容したが、決勝トーナメント進出をかけた争いについて「スペインは後半で日本がゲームに戻ることを許したが、彼らの復帰には論争がなかったわけではない」と、日本の2点目をアシストした三笘の折り返しがラインを割ったかどうか議論を呼んだことに触れた。

 日本に敗れたスペインは、ドイツがコスタリカに勝利したため決勝トーナメント進出が決まった。スペイン紙アスは「ダンケ、カイ」と綴り、コスタリカ戦でゴールを決めたドイツ代表のカイ・ハバーツへ「ありがとう」を意味するドイツ語で呼びかけた。

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