ユーチューバーで格闘家のシバターが2日の午後、サッカーW杯で日本代表がスペインを撃破し、決勝トーナメント進出を決めたことについて「悔しい!悔しい!」と題名をつけた動画をユーチューブにアップした。
ドイツ戦勝利後の24日付の動画では「日本負けろ」「次は負ける」と、アンチ動画をアップ。27日のコスタリカ戦敗北後は「めでたい」と題した乾杯動画を作成した。今回は上半身裸で髪をかき乱しながら「何で日本が勝つんだよ。くそっ」「早く終われよワールドカップ!」などと悔しがった。
問題視したのが日本の決勝点となった、後半6分の勝ち越しシーンだった。右サイドから堂安のパスが流れ、ゴールライン際から三笘が体勢を崩しながらも左足で中央へ折り返し、田中が押し込んだ。VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)のチェックが入った後にゴールが認められた。ボールがゴールラインを割ったかどうかギリギリの位置だった。
シバターは「日本代表ズルしたらしいじゃねえか。まったく試合見てないけど、DMで線を越えていたと送られてきた。反則して勝ったのか。クソ野郎だな日本は。本当に卑怯だな」と悪態をついた。
そして「ズルしないと格上に勝てない。まるでシバターじゃん」と急展開。2021年大晦日の格闘技イベントRIZINにおいて、私的な連絡で心理戦を仕掛けた末に、関節技で一本勝ちした久保雄太戦を踏まえ「ズルして勝つってクソだな。格上の久保雄太にズルして勝った、クソなオレが言うから間違いない。RIZINでシバターがなったみたいに、ワールドカップ出禁になればいいんだよ」と続けた。
最後は「早く終われよ、このクソみたいなお祭り。リア充たちがパーティーみたいにして騒いでいるのがムカつくんだよ。街中が色めき立っていて孤独を感じる。オレは孤独なんだから。いつも以上にさみしい」と哀愁を漂わせながら心境を吐露。「コスタリカに負けたクソ雑魚なのに。アンダードッグなのに。何でまぐれが起きるんだ」とため息をつき、「次は絶対負けろ負けろ負けろ…。次負けたらお祝いします。今日のところは良かったな、にわかファンよ。次は絶対日本負けろ」と締めくくった。
炎上上等で挑発したが、その目的には失敗。コメント欄には「投稿した時間がしっかり観戦して二度寝して起きたであろう時間なの可愛い」「1周回って可愛い」「全力で応援してたのが伝わる」などの感想が多数寄せられていた。