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国民・玉木代表、中国の暴言総領事が「発言を撤回して謝罪することが先じゃないですか」高市首相の答弁に見解

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
国民民主党の玉木雄一郎代表
国民民主党の玉木雄一郎代表

 国民民主党の玉木雄一郎代表が25日、定例会見を行い、高市早苗首相の台湾有事についての国会答弁に中国が強く反発していることに言及。高市氏に対してX(旧ツイッター)に「汚い首を斬ってやる」(すでに削除済み)などと書き込んだ中国の薛剣(せつけん)・駐大阪総領事がまず謝罪するべきとした。

 高市早苗首相が11月7日の衆院予算委員会で、立憲民主党の岡田克也氏の繰り返しの質問に対して「台湾有事が存立危機事態に該当し得る」と答弁していた。高市氏は「例えば海上封鎖を解くために米軍が来援をする」と前提しており、あくまで米軍が行動し、攻撃を受けるなどした場合と仮定した上での“可能性”についての答弁だった。しかし、これに中国側が反発し、薛剣(せつけん)駐大阪総領事はXに「汚い首を斬ってやる」などと書き込み。その後も中国側は強硬姿勢を続けている。

 会見で記者が「不容易な発言をしたことで今回の日中関係の関係を悪化させたと。玉木代表としてはそういった高市総理の不要意の発言を、野党として批判するべきだと考えておりますけども、玉木代表の考えをお聞かせください」と質問した。玉木氏は「どの部分が『不用意』だと思われます?」と逆質問。記者は、これまでの政府答弁は答えをぼやかしていたとした上で「今回、高市総理はあえて『戦艦』という言葉、そして『攻撃』という言葉を用いて『台湾有事は存立危機事態になる』と発言してしまったんで、それに対して中国が過剰に反応してしまっていると認識しています」と語った。

 玉木氏は「フィリピンと台湾の間の海峡名を出して質問したのは岡田(克也)さんの方ですよね」と指摘した。さらに「『当たりうる』という可能性についての言及もダメなんですかね。当たることもあれば当たらないこともあるということを述べてるので、それは問題ないんじゃないですか」と返した。

 玉木氏は日本の国民は中国のプロパガンダには冷静に対応していると分析。その上で「安保理決議のないまま『日本に攻撃仕掛けますよ』って言ってるとしたら、そっちが問題じゃないですか。元々、大阪総領事の薛剣さんが『首、たたき切る』みたいなことを言ったことが発端じゃないですか。今はネットの記事は取り消してるようですけれども、あの発言を撤回して謝罪することが先じゃないですかね。外交上」と「可能性」に対して汚い言葉を使った薛剣氏がまず謝罪すべきとした。

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