1D・マリク、貧困家庭への無料給食を首相に求める 自身も幼少時代に「頼っていた」

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ゼイン・マリク
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 元ワン・ダイレクションのゼイン・マリク(27)はリシ・スナク英首相に向けて、貧困による食糧難の子どもたちが無料で学校給食を受けられるよう求めた公開書簡を書いた。ゼインは子供たちが学校で無料の食事に頼らなければならないことへの「恥ずかしさ」を「実際に」経験しており、それによる身体的・精神的健康への影響を指摘している。

 「これらの子供たちは集中力の欠如に苦しんでおり、中にはお腹が空いているのにランチを買う余裕がないため、学校の食堂から食べ物を盗むという行為に走る子供さえいます」「また、恥ずかしさを感じている事によって、それが彼らの心身の健康に直接影響しています」「僕はブラッドフォードで育ち、僕自身が無料の学校給食に頼っていたのでその気持ちが良くわかります」とゼインは綴る。

 ゼインがサポートしているフード・ファウンデーションは、ユニバーサル・クレジット(英国の給付制度)を受けるすべての子どもたちが無料学校給食の対象となることを求めているが、同慈善団体の調査によると、貧困に苦しむ約80万人の英国の子供たちがその基準を満たしていないという。

 ゼインはサッカー・イングランド代表のマーカス・ラッシュフォード(25)、TVで人気のシェフ、ジェイミー・オリバー(47)と共に同キャンペーンに参加。マーカスが学期外の無料学校給食制度をめぐるキャンペーンの一環として国会議員に手紙を書いたことにより、同制度は延長され、約130万人の子どもたちがその恩恵を受けたといわれている。

 マーカスは、自身の経験や成長期に母親が払った犠牲についてを振り返り、こう語っている。「今、人々がこのことを知り、できる限り彼らを助けようとしてくれていることを、母親はただ嬉しく思っていると思います。彼女は僕たちが正しい方向に一歩を踏み出したことを喜んでいるのでしょう」

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