香川県のレジェンドうどん店「谷川米穀店」が営業再開 逮捕の3代目店主に代わり2代目が代表復帰

杉田 康人 杉田 康人
谷川祐将被告が店主を務めていた「谷川米穀店」
谷川祐将被告が店主を務めていた「谷川米穀店」

 香川県屈指のうどん店として評判だった「谷川米穀店」が21日、営業を再開した。同店は、3代目店主だった谷川祐将被告(37)が4日、大麻取締法違反の疑いで香川県警高松南署に逮捕、送検されている。同店は3日、公式サイトで「大変申し訳ありませんが、店主が怪我のため、しばらくの間休業させていただきます」と報告し、店を閉めていた。

 谷川米穀店は20日、公式サイトに、2代目店主だった谷川洋一氏名で「この度、私の息子であり当店代表の谷川祐将が逮捕された事により、多くの皆様に多大なご迷惑と不快な思いをさせてしまい誠に申し訳ございませんでした。ご報告も遅くなり、重ねてお詫び申し上げます」との謝罪文を掲載した。

 続けて「休業理由につきましても、事故の後に別件での再逮捕になったとは言え、知り得た情報の中で早急に事実を皆様にご報告させていただくべきだったと猛省しております」と休業に至った事情を説明。「二度とこのような事がないよう、一刻も早く皆様の信頼を取り戻せるように家族一丸となって精進させていただく所存です。今後の運営につきましては、父親である私が代表に戻り進めさせていただく流れになりました」と、2代目店主だった洋一氏の代表復帰を報告した。

 21日には「皆様のご支援とお力添えがあり、早々ながら本日、10月21日(金)より営業再開の運びとなりました」と告知。さらに「私共としましては営業の再開を時期も含めて本当に悩みました。しかし、今はこれから営業させて頂く一日一日は皆様のご厚情の賜物と強く思っております」とした。

 谷川米穀店は、米穀店が本業ながらうどんを午前10時30分から午後1時30分まで提供。高松市内中心部から30キロ以上離れた山あいにある立地ながらうどん県1、2を争うレジェンド店。週末は100人超えも珍しくない人気を誇る。

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