特産品である讃岐うどんが全国的な人気を誇り、「うどん県」としてもPRしている香川県の〝レジェンド店〟の店主が、4日に大麻取締法違反の疑いで同県警高松南署に逮捕されていたことが6日、分かった。
逮捕されたのは、香川県仲多度郡まんのう町の「谷川米穀店」店主・谷川祐将容疑者(37)。同署によると、谷川容疑者は今月1日、香川県高松市東ハゼ町の路上で、飲酒状態で乗用車を運転中に事故を起こし、現行犯逮捕。警察官が車内を捜索したところ、若干量の乾燥大麻が発見された。押収された大麻の量は公開していない。谷川容疑者は警察の捜査に対し、「自分のものです」と容疑を認めているという。
谷川容疑者は、香川県でも屈指の人気うどん店と評判の「谷川米穀店」の3代目店主。近年、父親から代替わりしたという。「谷川米穀店」は、高松市内中心部から30キロ以上離れた山あいに店を構え、本業は米穀店ながら午前10時30から午後1時30分までの間のみうどんを提供している。
県内でも1、2を争う〝レジェンド〟級有名店で、週末は行列が100人を超えることも珍しくないほどの人気を誇る。同店の公式サイトでは、3日に「大変申し訳ありませんが、店主が怪我のため、しばらくの間休業させていただきます」と報告。「営業再開につきましては、決まり次第このブログにてお知らせ致します。1日でも早く営業再開できるよう、療養させていただきます」としていた。