俳優のビル・マーレイ(72)は、「不適切な行動」をとったとして自身を告発した「(自身より)ずいぶん若い」製作スタッフに、10万ドル(約1500万円)を支払った。『恋はデジャ・ブ』などで知られるビルの新作『ビーイング・モータル』の製作は今年4月、ビルが撮影セットのベッドの近くでその女性を掴み、身体に「またがる」中、マスク越しに口や身体にキスをしたと告発されたことで中断されていた。
情報サイトのパックは、その女性がビルの行動を「完全に性的なもの」と捉えて、「恐ろしくなった」と報じている。またこの事件は、目撃した別のスタッフからも報告されていたそうだ。
関係者によると、ビルは、この女性が守秘義務を果たし、同映画の製作会社であるサーチライトとディズニーを将来訴える権利を破棄することを条件に10万ドル支払うという示談にこぎ着けたという。
そんなマーレイは以前、自らの行動を「面白いと思ってやった」と説明、女性との「和解」を願っており、今回の事件で「学んだ」と話していた。
アジズ・アンサリの監督デビュー作となる『ビーイング・モータル』の撮影は未だ再開していない。