ラッパーのカニエ・ウェスト(45)が、娘シカゴちゃんを誕生日に「誘拐」したカーダシアン一家を「嘘つき」だと非難している。先日、ファッションショーでカニエが「ホワイト・ライブズ・マター」と書かれたシャツを着たことで批判が殺到。クロエ・カーダシアン(38)が、姉でカニエの元妻であるキム・カーダシアン(41)を家族間の問題で「ズタズタに引き裂く」のをやめるよう訴えていたことに対して発言した。
今年離婚したカニエとの間にノースちゃん(9)、セイント君(6)、シカゴちゃん(4)、サーム君(3)の4人の子供がいるキムは、1月にシカゴちゃんの誕生日パーティーを「秘密に」開き、「誘拐した」とするカニエの主張を否定している。
クロエはインスタグラムで「キムをずたずたに引き裂くのはやめて、そして非難をそらす為に私達の家族を利用しないで」と投稿。これに対してカニエは、「おまえは嘘つきだ。父親がそこにいなかったことを記憶させるために、誕生日にシカゴを誘拐したんだ」と主張した。
さらに自分が日本から帰国中に、一家はサーム君の「パーティーを開いた」と非難し、「ネットでパーティーの写真を見て初めて知った。子供と100%会うべきだが、別居しているから50%会えるべきだった」と続けていた。
カニエはソーシャルメディアで「ブラック・ライブズ・マター」を「詐欺」と決めつけたが怒りが収まらず、パリ・ファッション・ウィークでは、「ホワイト・ライブズ・マター」のスローガンが入ったシャツを着ていた。
この騒動で、カニエのスポークスマンであるジェイソン・リー氏は、「(カニエが)白人至上主義に力を与えて」おり、「演出」であり「侮辱」であると非難。シャツの使用に抗議し、辞任するまでに至っている。