英国のチャールズ国王とカミラ王妃、ウィリアム皇太子とキャサリン妃の4人が写った最初の公式写真が公開された。先月執り行われたエリザベス女王の国葬の前夜に各国の首脳を招いてバッキンガム宮殿で開かれたレセプションの数時間前に撮影されたものだという。4人は、9月8日の女王の崩御を受けて公式に喪に服していたことから全員黒の装いだが、リラックスしている様子が見て取れる。
ある関係者はメール・オン・サンデー紙に、この写真は家族の「歴史的な瞬間」を記録するために個人的に撮影したものだったことを明かしている。
2週間前には、額に入れられた両親の写真を背景に、デスクに座り有名な赤い箱を傍に置き仕事をするチャールズ国王の写真が公開されている。英国では君主は、政府や英連邦に関する書類が入っているこの箱をクリスマスの日以外は毎日受け取ることになっている。
同国の皮革製品会社バロウ・ヘップバーン ゲイルは以前、チャールズ国王用の箱を制作中であり、国王は新しい(君主を示す印である)「ロイヤル・サイファー」が入った箱を最初6箱ほど受け取ることを明かしていた。