メル・ギブソンは、来年始めに「リーサル・ウェポン5」がクランクインできることを願っているという。人気シリーズ最新作でロサンゼルス市警の刑事マーティン・リッグス役を続投するメルは「イコライザー」のリチャード・ウェンクと共に脚本も手掛けたことを明かしている。
昨年他界した第1弾からメガホンをとってきたリチャード・ドナーに代わり、新作では監督も務めるメルはスクリーン・ラントにこう話している。「素晴らしい出来だよ。僕は本当に良い脚本を作ったんだ」「リチャード・ドナーが作ったんだけど。もちろんね。リチャード・ウェンクと構築していて、とても良いテンプレートを作っていた。リチャードが亡くなった後、光栄にもウェンクと一緒に座り草稿をいくつか書いた。ドナーがやりそうなことを想像して、その精神でね。僕は彼をとても良く知っているから」「僕らはその味を出そうとしたんだ。自分たちの作ったものにとても満足しているよ」
また、メルはワーナー・ブラザースの組織体制が変わったことで、ダニー・グローバーがロジャー・マータフ役で復帰する「リーサル・ウェポン」最新作に遅れが出ているとして、「唯一の遅れはワーナーでの組織改革によるものだ。ディスカバリーと新しいボスが入ってきて、皆を切って放り出して、新しい人々を入れている」「これらの会社の体制が再び整うには、いつも時間がかかるんだ。だから遅れが出ているよ。でも、これが歩き始めることに自信がある。おそらく来年始めに撮影するだろう」と続けた。