ブドウを食べることで、人間の寿命が5年のびる可能性があるという。腸内細菌を増やし、コレステロールを低下する成分が豊富で、心臓病とガン両方のリスクを下げる効果があるそうだ。
米ウエスタン・ニューイングランド大学の研究者らは、ブドウを定期的に食べることで加工食品の精製された脂肪や糖分が洗い流されることが判明したと発表している。
今回の実験でブドウを食べさせたマウスは、そうでないものに比べ、脂肪肝が少なく長生きする結果に、研究を指導した1人であるジョン・ピズート博士はこう話す。
「『健康は食べ物で決まる』という昔のことわざに新たな側面を与えてくれるものです。これは本当に注目すべきことです。この研究でみられた変化は人間の寿命が4年から5年長くなることに相当します」