ハリポタ由来のスポーツ「クィディッチ・リーグ」 筆者ローリングから距離を置くため競技名を変更

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画像はイメージです(sonoya/stock.adobe.com)
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 「ハリー・ポッター」シリーズに由来するスポーツ「クィディッチ」の実在リーグが、反トランスジェンダー発言で論争を呼んだ原作者J・K・ローリングと距離を置くために、競技名を変更するという。

 1997年出版の『ハリー・ポッターと賢者の石』から始まる人気小説シリーズの中でローリングが発明した同スポーツは、ホグワーツ魔法魔術学校の生徒たちが2チームに分かれ、空飛ぶほうきにまたがり4つの異なるタイプのボールを使って対戦、シーカーと呼ばれるプレイヤーが勝利を目指して黄金のスニッチを必死で捕まえようとするもの。

 米国には、魔法のほうきはないながらも、USクィディッチやメジャー・リーグ・クィディッチといった複数の地上版クィディッチ・リーグが存在。昨年末に行ったアンケートの結果を踏まえて、スポーツの名前を「クァッドボール」に改名する決断を今回下した。

 理由としては、映画「ハリー・ポッター」シリーズの権利を所有するワーナー・ブラザースが「クィディッチ」という名前を商標登録していることや、ローリングが「反トランス的な見解を示したことでここ数年ますます非難を浴びていること」が挙げられている。

 メジャー・リーグ・クィディッチは19日に「(新しい名前は)これまでになかった成長、知名度の向上、パートナーシップといった機会をもたらします。これはゲームチェンジャ-であり、私達は変化を最大限に生かせることを楽しみにしています」と声明を出し、USクイディッチも同様に競技名を変更することを発表している。

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