フードファイターのジョーイ・“ジョーズ”・チェスナット氏が、4日に開催された「ネイサンズ・フェイマス」主催のホットドッグ大食い大会で、10分間に66本を平らげて優勝した。チェスナット氏はオーストラリア、韓国、チェコ共和国などからの13人のライバルを破り、17年連続で「マスタード・ベルト」の栄誉を手にした。
優勝後、チェスナット氏は、独立記念日の祝日に毎年開催されることから、同イベントを「私たちにとって最も愛国的なスポーツ」と称し、「夢のよう。最高の興奮だ。地球上でこれ以上の場所はない」と語った。
2位にはパトリック・ベルトレッティ氏が入り、50本のホットドッグを平らげた。
しかし、チェスナット氏は自身の世界記録を更新するには至らなかった。2021年の大会では10分間で76本のホットドッグを平らげ、1分あたり7.6本という驚異的なペースを記録していた。チェスナット氏は大会後、自身が持つ55の世界記録のうちのひとつであるこの記録を更新できなかったことについて、「まだ余裕があった」と悔やんでいた。今年は気温32度のニューヨークの猛暑が大会をさらに過酷なものにしたほか、天候の影響でバンズの食感が変化したことも要因だったとみられる。
女子部門ではミキ・スドウ(須藤美貴)氏が38.75本のホットドッグを食べてタイトルを守った。24年に樹立した51本という自身の記録には及ばなかったスドウ氏は優勝後のインタビューで「『筋肉の記憶を頼りにするしかない』と自分に言い聞かせていたところ、今日は観客の応援のおかげで、また新たなベルトを勝ち取ることができた」と語った。
ちなみに、21年に「3分間でゆで卵50個完食」の世界記録を達成し、スドウ氏にプロポーズした夫のニック・ウェリー氏も今回男子部門に出場していたが、チェスナット氏に及ばず王座を逃す結果となった。
同イベントは1972年に始まり、ニューヨークのコニーアイランドにある老舗ホットドッグ専門店「ネイサンズ・フェイマス」の前で毎年独立記念日に開催されている。