英国のロックバンド、ザ・ローリング・ストーンズのボーカルであるミック・ジャガー(78)がコロナ感染から回復し、ステージに復帰した。イタリア・ミラノのジュゼッペ・メアッツァ・スタジアムで22日に行われたバンドの公演で、エネルギーに満ち溢れた姿を披露し観客を沸かせていた。
メールオンラインによると、黒のスキニージーンズとピンクのボンバージャケットを着たミックは、ロニー・ウッドとキース・リチャーズらを携え、縦横無尽に駆け回っていた。
また、昨年他界したチャーリー・ワッツに代わり、スティーブ・ジョーダンがドラマーとしてツアーに参加している。
ミックは、今回のライブの前にツイッターにビデオメッセージを投稿。「やあ皆。素敵なメッセージを本当にありがとう。感謝している。ショーに関して迷惑をかけてしまい申し訳ない。けど、火曜日のミラノのステージに私たちは上がる予定だ。そこで会おう」と語っていた。
バンド結成60周年を祝う「シックスティ」ツアーの最中にコロナに感染し、2公演の延期を余儀なくされたミックだが、先日インスタグラムでファンにこう報告していた。「ここ数日、励ましの言葉やメッセージをくれた皆に感謝している。今気分はずっと良くなって、来週のステージが楽しみさ!」「アムステルダムの公演は7月7日に変更となった。ベルンの公演の再日程はできるだけ早く発表する。また!ミック」
先週、オランダ・アムステルダムのヨハン・クライフ・アレナでの公演開始数時間前にコロナ検査でミックの陽性が発覚。同バンドは急遽延期の発表をしていた。ちなみに2019年にも同バンドは、ミックの心臓弁置換手術とその後必要となる3カ月の休養のため、公演延期を発表していた。