『スーサイド・スクワッド』Dカット版 オリジナルとは「リンゴとオレンジ」ほどの違い 監督が強調

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 デヴィッド・エアー監督(54)の新作「スーサイド・スクワッド」ディレクターズ・カット版は、劇場で公開されたオリジナルのスタジオ版とは「衝撃的なほど異なる」ものになるという。2016年にDCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)の同作品を監督したエアーはこれまで、「スタジオ版は私の映画ではない」との声明を発表しており、同新作は「リンゴとオレンジ」ほどの違いと話している。

 またエアーは、「ジャスティス・リーグ」の監督であるザック・スナイダーと、自身のディレクターズ・カット版をDCEUの他の作品とどのように整合させるかについて話し合ったことを認めている。

 昨年7月、エアーは「スーサイド・スクワッド」のスタジオ版について非難、こう語っていた。

 「『スーサイド・スクワッド』に自分の人生を注ぎ込みました。素晴らしい作品となりましたが、私のカット版は、悪者にされて捨てられる『悪人』たちとの複雑で感情的な物語です(自分自身の魂に通じるテーマです)。スタジオ版は私の映画ではありません。読み直してみてください。私のカット版は、短期間に仕上げたものじゃなくて、ジョン・ギルロイの驚くべき仕事に基づいて、リー・スミスによる完全に成熟した編集なのです」「スティーブン・プライスの素晴らしい音楽で、ラジオ・ソングは1曲もありません。古風なキャラクターの心の軌跡、見事な演技、確固たる第3幕での展開があります。観たのはごく一握りの人たち。もし誰かが観たと言ってても、それはない」

 声明を受けて、ファンはワーナー・ブラザースにエアーのディレクターズ・カット版を熱望するものの、エアーは当時、「この件に関しては、もう公言しません」とスナイダーと同様になる憶測を否定していた。

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