英国の歌手ハリー・スタイルズが新曲『デイライト』について、テイラー・スウィフトのことを歌ったものという説を一蹴した。ニューアルバム『ハリーズ・ハウス』に収録された同曲は、2012年から13年にかけて数カ月交際していたテイラーも同名の曲を出している。
ハワード・スターンのシリウスXMラジオの番組に出演したハリーは、ウワサの曲に曲についてテイラーに関するものではないが、自分の望む反応を返してくれない女性について歌ったものであることは認めていた。ハワードが、「笑顔じゃないか」とハリーに振ると、「どんぴしゃと言いたいところだけれど違うよ。ずっと謎なままがいいね」と答えている。
そして、同新作の収録曲『シネマ』は、現在の恋人で、女優、映画監督のオリヴィア・ワイルドについての歌かと聞かれ、「曲を作る時、まずは自分の事であるかのように始まっていく。その時自分が経験していることから詞を書くのは大事なことさ」と続けていた。
最近は夜遊びもせず、コンサートに向けた健康維持を優先しているそうで、「アスリートが何かに取り組むときのような感じに近い事をしている。自分は素晴らしい仕事に恵まれていて、それを愛している僕は犠牲のように捉えてはいけないから。その夜の２時間に僕は自分の１００％を注ぎたいんだ」と語ってもいる。
また、今年のアカデミー賞授賞式でウィル・スミスが、妻ジェイダ・ピンケット・スミスをネタにしたクリス・ロックにビンタした事件についてハリーはこう言及していた。「人には限界を超えてしまう時があって、他人との関係における大丈夫なこととそうでないことの境界は非常に曖昧だ。時々人は入るべきではない部分に入ってくるからね」
