『ラブライブ!サンシャイン!!』の聖地「マルサン書店仲見世店」5月末で閉店へ 再開発とビル老朽化

松田 和城 松田 和城
5月31日での閉店を発表したマルサン書店(撮影・2018年)
5月31日での閉店を発表したマルサン書店(撮影・2018年)

 静岡県・沼津市の「マルサン書店仲見世店」が5月31日をもって閉店することが6日、分かった。人気アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」の聖地として親しまれていた。

 「ラブライブ!サンシャイン!!」は静岡県沼津市を舞台に、9人のスクールアイドルが「浦の星女学院」の廃校阻止に向け、がむしゃらに駆け抜ける物語。同書店は作中のキャラクター・国木田花丸の行きつけの本屋として描かれ、2016年に放送されたテレビアニメ1期では第3話、4話で登場した。当時から聖地として”ラブライバー”が訪れるといい増田潤店長は「いまだに姿を見ますね」と話した。

 閉店の理由は、当地区の再開発と店舗ビルの老朽化によるものだという。改修して営業続行も検討したが、「数千万単位の話になるためとてもじゃないが無理だろうという話になりました」と明かした。

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