サッカー元イングランド代表のデビッド・ベッカムの長男ブルックリンと大富豪の娘で女優のニコラ・ぺルツがフロリダ州のパーム・ビーチで挙式した。先週末に開かれた結婚式は、３５０万ドル（約４．４億円）の費用がかかったとされているが、ヴォーグ誌によると、２人は招待客にウクライナ危機への寄付を呼び掛けていたという。
３日間に渡って開催された式典の写真を掲載した同誌は、２人が人道支援機関「Ｃａｒｅ」と組み、戦時下のウクライナにいる女性、少女、家族、高齢者の支援のために寄付を募っていたことを明かしている。資産は１６億万ドル（約１兆７０００億円）と言われる新婦の両親を始め、多くの出席者が多額の寄付をしたそうだ。
また式当日はブルックリンの弟ロメオとクルスがベストマンに、妹ハーパーがフラワーガールを務め、父デビッドは息子に結婚祝いとしてスタートアップ企業「Ｌｕｎａｚ Ｄｅｓｉｇｎ」が電動車に変換した３５万ポンド（約５７００万円）のクラシックカーのジャガーをプレゼントしたという。
式典中、ニコラはヴァレンティノのドレスに身を包み、弦楽オーケストラが『ソングバード』を奏でる中、父親ネルソン・ぺルツとバージンロードを歩いた。一方、ブルックリンはジョエル・ディアズが仕立てたスーツに、ぺルツ家から贈られた宝飾店アニータ・コーのダイヤモンドチェーンを合わせていた。
式に出席したコーは同誌にこう話している。「ブルックリンは金曜日の夜、それを豪華なウォレットチェ-ンとして身に着け、ウエディング当日の夜にはフォーマルなチェーンとして、イブニングジャケットの前に合わせていました。ベゼルセットのエメラルドカットダイヤモンドです」
ベッカム家からはデビッド、ロメオ、クルスがスピーチを担当、その後、出席者全員に特別なカクテルが振舞われ、ジャズ・カルテットや１２人編成のライブバンドが式を盛り上げていた。
