ある中国人男性が14年間、空港で生活をし続け話題となっている。ウェイ・ジャングオさんは、家族から逃れ2008年から北京首都国際空港のターミナル2で寝食を続けているという。
家ではタバコとお酒を親類縁者から禁止されていたという。失業後、同空港で生活する決心をしたそうで、「家には戻れません。あそこには自由が全くない。家族はこう言いました。家に居たいならタバコも酒も禁止だと。それができないなら、毎月の政府からの手当て1000元(約1万9000円)を彼らに支払わなければなりませんでした。それでタバコと酒が買えますでしょうか?」と語る。
ちなみにウェイさんの「空港生活14年間」は世界記録には及ばず、トルコ人男性のベイラム・テぺリさんはイスタンブールのアタテュルク国際空港に1991年から2019年の閉鎖まで滞在したことで知られている。