米ニュージャージー州在住のある男性が、75年以上前に送られた手紙を受け取ったことを明かした。同州のハッケンサック市に住むゲイリー・カーテンさん宅の郵便受けに入っていた手紙には1946年5月4日の日付スタンプと共に、1セントと6セントの切手が一枚ずつ貼られていたという。そしてその数週間後、更にもう1通似た時期に投函された手紙が届き、カーテンさんの混乱もより一層増したそうだ。
内容を見てみると、ある既婚男性が義理の家族へ宛てた手紙だったそうだが、差出人の詳細については不明だという。
カーテンさんはこう話す。「そこに書かれた人々に会いたいのは山々です。素晴らしい家族のように思えますし、『手紙届きましたよ』と言いたいですからね」
一方、米郵便公社のハビエル・ヘルナンデス氏はこの余りに長い年月を経て届いた郵便に関して、「こういった古い手紙の場合、それを発見した人が、我々の郵便ポストに投函した場合が多いようです」と説明している。