ロシアのプーチン大統領は18日、モスクワのルジニキ・スタジアムで開催された集会で数万人の前で演説し、ウクライナ侵攻を正当化した上で、ロシアの全ての目的は達成されるなどと語った。しかし、大統領の演説を放映していたロシア国営テレビでは、中継が途切れ、事前に録画された愛国歌の映像が流れるシーンがあった。
途切れたのは、プーチン氏が「偶然にも作戦開始の日は、我が国が誇る人物の誕生日と重なり…」と話したところで、急に映像が切り替わり、音楽のコンサートの模様が流れた。その後、演説の放映は再開された。
大統領のスピーチが途切れるという異例の事態に、世界のネット上などでさまざまな憶測が流れたが、ロシア通信(RIA)はこの件について、ロシア大統領府のペスコフ報道官の話として、サーバーの技術的な欠陥が要因と報じている。