家庭に人体認識技術を搭載した機器を設置し、テレビスクリーンへの「アテンション(注視)」を測るREVISIO(リビジオ)株式会社はこのほど、2025年12月22日~26年1月4日に地上波関東地区で放送されたテレビ番組を対象に、独自の注目度ランキングを作成した。
テレビの前にいる人(滞在者)のうち、テレビ画面に視線を向けていた人(注視者)の割合を表したデータで、シーンに注目している度合いが分かるという。関東エリアの2000世帯を調査対象としている。
集計によると、NHKの大河ドラマ「豊臣兄弟!」が、個人全体首位を獲得。仲野太賀演じる主人公・小一郎が、揉め事を双方納得の「WIN-WIN」で収める冒頭シーンが現代社会へのメッセージとも重なり、視聴者を惹きつけたようだ。また、従来の戦国像を覆す斬新な演出も話題に。テンポの良い脚本と俳優陣の熱演がかみ合い、戦国エンターテインメントの新たな傑作誕生を予感させるスタートを切っている。
ランキング全体を見ると、「はじめてのおつかい新春SP」や「金曜ロードショー(千と千尋の神隠し)」といったお正月の“鉄板コンテンツ”が個人全体・コア層(13~49歳)ともに順当に上位へランクインし、変わらぬブランド力の強さを見せつけた。
一方で、年末の風物詩「NHK紅白歌合戦」は、注目度ランキングではコア7位という結果に。放送時間の長さに加え、注目度が「テレビの前の人のうち画面を見ていた割合」を示すため、家族で会話や食事を楽しみながら見る年末特有のスタイルが、数値が伸び悩んだ一因と考えられる。それでも「紅白」が持つ瞬間的な熱量は高く、国民的行事としての存在感は健在だったと言える。