MBS清水麻椰アナ オンエア後「すごくエゴサするんです」厳しい意見にも目をそらさず向き合う

何事もポジティブに-。笑顔で語ってくれたMBS・清水麻椰アナウンサー(撮影・山口登)
何事もポジティブに-。笑顔で語ってくれたMBS・清水麻椰アナウンサー(撮影・山口登)

 -体を張ったコーナーで飾らない様子を見せている。

 私は超大ざっぱで適当な人間なんです。コツコツと何かを進めたことがありません。宿題とかも締め切りぎりぎりに出してましたし、出さないときもあるくらいズボラな人間です。それでも今、本来の自分の姿を受け入れてくれる人が大勢いることは自信になりました。自分が楽しんでいる仕事を誰かが応援してくれて「面白いね」と言ってくれるたびに自分がやってることに誇りを持てます。アナウンサーの中ではよく思っていない人もいると思いますけど。

 -いますか。

 絶対います。今は本来のアナウンサーがやることではない仕事が多くて。報道系のアナウンサーは何かを食べて「おいしい!」とか「変な味がします」とか絶対に言わないじゃないですか。私は正統路線から懸け離れたところにいると思うんですけど、いろいろな方向性を持ったアナウンサーがいてもいいのかなとポジティブに頑張っています。

 -ランキングコーナーで「これだけは伝えたい」ということは。

 メーカーさんの協力がないと成り立たない企画です。商品を酷評することもあります。モザイクをかけていますが、もし自分がその開発者だったら絶対につらいと思うんです。今まで頑張ってきたことを全部否定されるみたいになるし、もしかしたら人生を懸けている人もいるかもしれない。あのコーナーに協力してくださる方たちがいるということに何よりも感謝です。それはテレビで伝えられないし、SNSでも言うわけにいかないし。でもずっと思っていることです。

 -伝え方に注意している。

 一時期、ちょっと失敗した時期というか…。商品映像にモザイクがかかっているということと、テレビ的に少し強めに言った方がいいかなと思った時期があって言い過ぎたことがありました。反省しています。今も結構きついことを言っているんですけど150%否定するようなことは言わないようにしています。それでも心は痛いです。

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