テレビ朝日・亀山社長が突然辞任 経費の私的使用など明らかに

　テレビ朝日は１０日、亀山慶二社長が辞任したことを発表した。同日の取締役会で社長の辞任申し出が受理された。親会社であるテレビ朝日ホールディングスの取締役も辞任。社内調査により、不適正な伝票処理による会社経費の私的使用などが発覚したという。

　同社では２１年８月以降、スポーツ局の社員・スタッフらによる不祥事が続発し、監査・検証が行われていた。調査の中で、スポーツ局統括でもある亀山氏が、局との意思疎通を欠いていたこと、会社経費を私的使用していたことなど、業務執行上の不適切な行為が明らかになった。