人気女優、大物俳優と交際中、命を絶とうとした過去を告白

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リタ・モレノ
リタ・モレノ

 女優のリタ・モレノ(90)は、俳優の故マーロン・ブランドに「酷く」扱われたことで自ら命を絶とうとした過去がある。1961年作『ウエスト・サイド物語』のアニタ役で知られるリタは、1950年代に8年間続いた交際について「エキサイティング」ではあったものの、ブランドは女性に対し「悪い男」だったと明かした。

 リタは、バラエティの『アクターズ・オン・アクターズ』でジェシカ・チャステインと対談し、当時を振り返っている。

 「究極的には、マーロンといるのはエキサイティングだった。本当にね。彼はとても多くの意味で素晴らしかったけど、悪い男だったわ。女性に関してはね。私は当時は違う人間だった。(人に踏みつけられても耐え抜く)ドアマットになる要素が全てあったのよ」

 「だから彼が嘘をついた時はいつも彼を見て『マーロン、私を見て』って言ったの。そうなると、きざな感じでニヤリとするの。私はまるで本を読むように彼を読めたわ。だから彼は私を愛し、多くの方法で私に酷いことをした。私は彼の家で錠剤を飲んで死のうとしたの。そうやってね」

 「このどうしようもなく、悲しく、踏みつけられたリタを殺すと、リタのほかの部分も連れていってしまうことを私は分かっていなかった。それが本当に理解できていなかったようなの。でも未遂に終わったけど」

 その後リタは、1965年自身のマネージャーだったレオナルド・ゴードンと結婚、2010年にレオナルドが他界するまで連れ添った。しかし結婚後、ブランドが復縁を迫ってきたという。「面白いことに、やり直しを彼が求めてきたの。私は結婚していて、美しい子供ファルナンダが生まれていた。彼は復縁する準備ができていた。私はそれを望んでいなかったけど、彼は望んでいた。彼は自分の大きな部分を失ったと思う。リタが愛した良いマーロンをね。とっても複雑だったわ」と続けている。

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