ヘンリー王子 「メグジット」という言葉は「女性蔑視」と指摘 “荒らし”が使い始めた造語

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ヘンリー王子
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 英王室から離脱したヘンリー王子が、「メグジット」という言葉は、「女性蔑視」であると指摘している。イギリスのEU離脱を意味する「ブレグジット」をもじって、ヘンリー王子が妻メーガン妃と共に英王室から離脱しアメリカへ移住したことを意味する造語「メグジット」は、最初ネット上で荒らしが使い始めたという。

 バーチャルサミット「RE:WIRED」内で開かれたパネルディスカッション「インターネット・ライ・マシーン」の中でヘンリー王子はこう話している。「『メグジット』という言葉は、女性蔑視の言葉であり、1人の荒らしが作り、世界中のメディアにより広められ、メインストリームのメディアで使われるほど、どんどん育っていったのです。でも1人の荒らしから始まったのです」

 また最近発表された「ボット・センティネル」によるヘンリー王子夫妻についてのヘイトスピーチとその拡散に関する研究結果に言及、「私の妻に関するヘイトスピーチの70%以上は、50足らずのアカウントが引き金となったものであり、恐らく最も憂慮すべき点は、彼らと交流し、嘘を増強したイギリス人ジャーナリストの数です。しかし彼らはこれらの嘘を真実だと受け売りしたのです」と説明した。

 さらに、メーガン妃との間にアーチー君(2)と生後5カ月のリリベットちゃんがいるヘンリー王子は、パリでパパラッチから逃れようとしたことが原因の交通事故で母ダイアナ妃を亡くしていることから、「誤情報」が家族に与える悪影響を心配しているとして、「これに関してはとてもよく知っています。この勝手に生まれた狂気に母を亡くしていますので、もちろん私の子供達の母親を同じことで亡くすまいと私は心に誓っています」「現在の誤情報のスケールは恐ろしいほどです。誰も安全ではないですし、それから守られてもいません。それから隠れることも出来ず、1家族の中で人生が台無しになり、家族が破壊されるのを私達は見続けないといけないのです」と続けた。

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