警察官の従兄弟射殺で大物ミュージシャンが主宰フェスをキャンセル

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ファレル・ウィリアムス
ファレル・ウィリアムス

 歌手ファレル・ウィリアムス(48)が従兄弟の射殺を理由に自身が主催するフェスティバルをキャンセルした。今年3月、従兄弟のドノヴァン・リンチさんが警察官によって銃殺されたことを受けて、バージニア州での「サムシング・イン・ザ・ウォーター」フェスティバルの中止をファレル自ら決定したかたちだ。

 2019年からスタートし、その後コロナの影響で中止されていた同イベント、来年再開の予定だったもののキャンセルが決まり、ファレルはバージニア・ビーチのパトリック・ドゥハニー市政代行官に向けた書簡をこう公開している。「自分の街を愛しています。しかしあまりに長きに渡り有害なエネルギーに運営されてきました。そのエネルギーによって私の従兄弟でバージニア市民だったドノヴァン・リンチが殺された話は度々変更され、ビルディング・ナンバー2 (2019年に同市で発生、12人が死亡した乱射事件の場所)での大量殺戮、無慈悲に命が失われた事件に関する話も同様です」「この街の管理者、市民と消費者に主眼を当てるとされる権力、彼らが全市民の人権を考慮することに異論が無くなれば、この街への僕の不満はなくなります。しかしこの街は僕の提案した解決法に価値を見出していない事も事実です」

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